1.世界のまん中
作詞:松本素生
作曲:松本素生
ドラマみたいな出会いじゃなくたって 僕ら寄り添う理由があった
ひとりじゃ広すぎるベッドの上で
無駄に続く長い長い電話じゃ伝えられない言葉があって
今君に会いたい
まるで時間が止まったようだった ここに僕らのすべてがあって
窮屈な部屋をお城に見立て
寂しくったって眠れなくたって 共に持ち寄った夢があった
同じ夜が巡る
君が世界のまん中だった その隅っこで僕は生きていた
驚くほどに小さな世界 背伸びしたらはみ出した
狭い世界で気付けば迷子 さびしいときは泣いて欲しかった
どこにいても探してあげる 君の声は僕の光
みじめだったって情けなくたって いつもそばには君がいました
どれほどに僕は救われたろうか
無駄に続く長い長い電話じゃ伝えきれない思いがあって
今君に伝える
君が世界のまん中だった その隅っこで僕は生きていた
見栄もプライドも全部捨て去って 好きだよって言いたかった
君のいない世界はつまらない 生きてることも無意昧になるんだ
あいたままの心の穴に そっと僕は愛をつめた
泣いてくれた 僕の代わり いいよ 次は僕の番だ
そして気づく 一人じゃない 今僕は
君が世界のまん中だった その言葉に間違いはなかった
見栄もプライドも全部捨て去って 好きだよって言いたかった
ここが世界のまん中だった その隅っこで僕ら生きていた
誰もがきっと旅の途中 今未来を迎えに行く
ドラマみたいな出会いじゃなくたって 僕ら寄り添う理由があった
やっぱり君に会いたい
2.LUCKY STAR
作詞:松本素生
作曲:松本素生
火を囲んだ友達も 朝を待って旅に出た 僕も行かなくちゃ…
見上げればLucky Star 嘘みたいに輝いて 地図を捨てなくちゃ…
さよならをしておいで 愛する恋人や家族に今すぐ!
厚化粧の尻軽も ママになって街を出た 理由は知らないさ
錆びた鉄塔 聴かせてよ 風のような子守唄 地図を捨てなくちゃ…
何もかも舞い上げる風に その涙すぐに乾くはず
足りない何かが
答えない涙は
ここじゃないどこかへ
さよならをしておいで 愛する恋人や家族に今すぐ!
何もかも舞い上げる風に その涙すぐに乾くはず
火を囲んだ友達も 朝を待って旅に出た 僕も行かなくちゃ…
3.夕
作詞:松本素生
作曲:松本素生
街は夕暮れ…
ここが僕の街 言葉にできない思いも全部抱きしめた
行き交う笑顔に寂しくなるけど 僕は元気でいるから
古い路地はカレーの匂い 何故か少し涙がこぼれるけど
街は夕暮れ 家路に着く人の群れの中にいる
小さな声で歌を唄う 君の部屋の窓をたたけ
君と見た映画 君と見た景色 胸にしまってあるよ
いつか僕たちが大人になれたら こんな夕暮れに会おう
夏の終わり知らせる風に 何故か少し早足になるけれど
街は夕暮れ 家路に着く人の群れの中で知る
孤独が僕を優しくする 祈るように歌を唄う
離ればなれでひとりぼっちの夜 君をちょっと思い出して
それを理由に もっと自由に 街へ駆け出した
飛べるような気がした八月の空が剥がれて
季節が巡るけれど
街は夕暮れ 家路に着く人の群れをかき分ける
君は夕暮れ 何処にいても見上げるたび歌を唄う
4.How do you feel ?
作詞:松本素生
作曲:松本素生
暗い部屋寝転んで 名前を呼び出して
ボタンを押せないで 目を閉じるんだ
カレンダー呼び出して ウマいこと言えなくて
止めてたタバコに火を付けるんだ
だけどダーリンダーリン you
待っててね 必ず
来週中には多分 君を連れ出すから
How do you feel ? 行き先は決まらず
How do you feel ? どこにも行けない夜
心はいつだって 近くて遠かった
想うより先に 傷付け合った
全てを投げうって 名前を捨て去って
手にした週末で どこへ行こうか…?
wow ダーリンダーリン you
いつか見た夕暮れ
実際そうだね もう忘れてしまったね
How do you feel ? 行き先を決めずに
How do you feel ? 旅に出るってことは
How do you feel ? 行き先を決めずに
How do you feel ? 生きていくってことは
How do you feel ? How do you feel ?
実際そうだね まだ どこにも行けない夜
5.ラストダンス
作詞:河野丈洋
作曲:河野丈洋
欲しがってた宝物のこと忘れて 息をはずませた子どもたち
ねえ きみに見える?
あの子たちの踏むステップで 熱のカタマリが雨になる
どうやって伝えたって ひとつだけ余る
愛のことば 水のように流れてく
どんな言葉を選んでも いつも何か足りないんだ
「あと少し」の輝きが ぼくを歩かせているけど
近づけないほどきみは不思議
くずれた笑顔を見ていたいよ
ぼくが手をさしのべる そのときに
握り返してね しっかり
どんなさよならも 少しずつかたちになる
だから今だけは笑っていてよ
出会って すれ違って 離れてくことを
くり返して くり返して 明日を待って
どんな言葉が似合うだろう 冷たい雨の中に立って
幻でもかまわない 踊ろう でたらめなステップで
つまづかないような歩き方を 覚えたって何にもならないから
暗闇できみの手を引き寄せて踊るよ
なにもかも忘れなよ 天国はここだよ
羽のように 雪のように アゲハ蝶のように
浮かぶように 沈むように 夢で見るように
いたずらにちょっときみのハートを つっついてみたくなるのはどうして
どんな言葉を選んでも いつも何か足りないんだ
「あと少し」の輝きが ぼくを歩かせているけど
どんな言葉が似合うだろう 冷たい雨の中に立って
終わることのない歌で踊ろう でたらめなステップで
気がつかないほど小さな虫の 命だって燃えさかるのです
きみの手をとってぼくが歌うよ
いっしょに踊ろう もう会えないから
6.トーキョー・キャンバス
作詞:松本素生
作曲:松本素生
東京の空 薄曇りだね どうだっていいや 明日の仕事
そうやってただ 過ぎる季節に 誰かを待っていた…
世界中が敵になって 蹴飛ばされて捨てられて
君にとって僕はヒーロー そんな風でありたいよ…
裏返せば ただのPeople そこら中の一人だよ
時代遅れ 地味なスニーカー 鳴らしながら歩いてる‥帰り道
僕たちは守られて 呼吸をして歩いている
それぞれに一人づつ違う顔したヒーロー
今日からは僕がほら 君の事守ってやる
どんな強い風の日もずっと 側にいる
君にちょっと似てるような雲を見てたベランダで
当たり前の事気付いて 君になんか会いたいよ
出来るかなぁ?
ため息で白くなる窓にただ描いたのは
あの日から眠っていた本当の言葉
今日からは僕がほら 君の事守ってやる
どんな強い雨の日もずっと 側にいる
東京の空狭いキャンバス
想像でただ筆を走らす
そうやってまだ何も描けずに
東京の空いつか見た模様
少年の目で夢を見る事
想像の空やたらでかくて
何もかもがあるんです
涙では終わらない それぞれの唄がある
あの日から眠っていた本当の言葉
今日からは僕がほら 君の事守ってやる
いつの日もずっと 側にいる
7.Mr.Lonely
作詞:松本素生
作曲:松本素生
立ち止まって空見てる 飛行船の音がして
僕が僕ではないような 街で暮らしてる
君がここに居ない事も 思い出せばつらいことも
ちゃんと分かってるよ 子供じゃないからね
誰にも言えないで 誰もがそう生きてる街 歩いてく
さよなら出来ないで 僕は今もここにいるよ
同じ空の下の切ない距離
真面目な奴が馬鹿を 見てるような時代を
歩く僕は今 どんな顔してる?
夢を見ては夢だと知って 暗い部屋で一人で泣いて
君の名前を呼ぶ 子供みたいにただ
誰にも言えないで 誰もがそう生きてる街 歩いてく
こころ使い分けて 僕は今もここにいるよ
君の側で今夜眠りたいな
8.チェリーボーイ
作詞:松本素生
作曲:松本素生
大体がチェリーボーイ 生粋のチェリーボーイ
問題はげに多いけど 手挙げて
重罪か!? 手には白いキラーボム
想像の中ではイイ感じ One WAy !
止まってた時間が動き出す夕暮れ
ドキドキしながら鍵をかけたのさ
目を閉じたままで何が見えるかな?
期待をしているよ
分かってほしいけど どんなルールも破ってしまう
大体がチェリーボーイ 生粋のチェリーボーイ
問題はげに多いけど 手挙げて
重罪か!? 手には白いキラーボム
想像の中ではイイ感じ One WAy !
真夜中に君を思い出す事は
危険な事だと分かってはいたけど
目を閉じた時によみがえる衝動
ごめんねとつぶやいた
自分が嫌いだよ どんなルールも破ってしまう
大体がチェリーボーイ 生粋のチェリーボーイ
問題はげに多いけど 手挙げて
重罪か!? 手には白いキラーボム
想像の中ではイイ感じ
大体がチェリーボーイ 生粋のチェリーボーイ
9.アワーソウル
作詞:河野丈洋
作曲:河野丈洋
誰も知らない坂道 見つめていた
仮の姿も名前も捨ててしまって
ぼくら小銭をしっかりと握りしめて
明日の言葉をTシャツに託していたね
優等生に答え訊いてもわからない それこそがそう ぼくらのソウル
毎日をうだうだ過ごしてるように見えるって?
んーまあそういう日もね あるっちゃあるね だけどほら
言葉にすれば つまらなくなるようなことが
ときに輝き ぼくらの日々を彩る
歩き疲れて くだらない笑いに飽きて
歌いだしたら それこそがぼくらのソウル
信じるものって いくつも必要かなあ
願いはいつも自分で叶えていたっけ
転がる石を宝石に見立てたとき
ヒバリは空に螺旋を描いていたよ
一生懸命にページ繰ってもわからない その答えに近づくほど
うざったいと思ってた 誰かの気持ちがわかって
んーまあそういう日もね あるっちゃあるね だけどほら
言葉にすれば つまらなくなるようなことが
ときに輝き ぼくらの日々を彩る
歩き疲れて くだらない笑いに飽きて
歌いだしたら それこそがぼくらのソウル
10.なんでぼくらは
作詞:松本素生
作曲:松本素生
なんで僕らは出会ったんだろう
君は僕のかわいい人
そばにおいで朝になって
ドアを開けるまでは
まだいいよ まだいいよ
言葉にまだしなくても
ただいつも ただいつも
いたずらに僕を困らせて
きっと僕らは気付くんだろう
こんなふうに気付くんだろう
君の前ではやさしくなる
とがった声もやさしくなる
いつもそうさ こんなことで
生きていける僕は
大人になれなくて 磨り減ったままの心を
見透かしてくれないか 無邪気な君の笑顔で
いつだって僕らは恋をして
あきれるほどじゃれあって
ほんとはそれがいいけど
いつかきっと離れ離れの日々
まだいいよ まだいいよ
言葉にまだしなくても
ただいつも ただいつも
いたずらに僕を困らせて
言葉はつたないや
かざってもつくっても 無邪気な君の笑顔で
見透かしてくれないか 今僕の心の闇を
ずっと僕は思ってるんだよ
君は僕のかわいい人
11.スローモーション
作詞:松本素生
作曲:松本素生
眠れずに朝を迎えて 何となく開く電話
明け方に君の名前 写真付きの優しい言葉
「元気ならそれでいいから‥」 君らしい文字で飾る
P.S美しいこの景色を あなたも見てるように‥
会いたいな
そばにあるくせに遠ざけた
君の声の切れ端を
そっとなぞっても
ぼやけたまま濁る視界
お金ならあまり無いけど いつか見た海へ行こう
そこでただあくびをして きっとそれでいいよ
そばにあるくせに遠い声
むせるくらい抱きしめた
僕の胸は今 何も無い
砂漠だから花も咲かないよ‥
黄昏に伸びていく影 つぎはぎで作る日々に
増えていく 燃えないゴミ
悲しみの置き場を 探してた
死んでしまう程 生きてみたい
君とならば それもあり
こんな絵空事 言えないから
歌にするよ
僕の胸は今何も無い砂漠だけど
いつかきっと花が咲いたなら
その時は会いに行くよ
12.すべての音楽が鳴りやんだあとに
作詞:松本素生・河野丈洋
作曲:松本素生・河野丈洋
ねえ 音楽が鳴り止んだあとには 聞こえてくるだろう
耳をぎゅっと澄ましてみれば 今 探してた世界だ
夜を更かしたあの頃
ひとりでいた部屋を
満たしたあの音を
思って歌おう
そう路地裏で夢を見ている
ほら 若いバンクスが履いてるブーツの音はきっと
何よりもきれいだ
待っていたんだ 今日を
話してきたことを
願ってきたことを
思って歌おう
もう流さないよ 無駄な涙は今 音楽に変えてさ
歌いますよ 星になるまで 会いたかった人たちへ
13.Twinkle
14.いっしょに帰ろう
作詞:松本素生
作曲:松本素生
あぁ ため息で吹き消した窓の景色 重ねた田舎道
そうか ずっと君は待ってるんだね…
息が出来なくなるほど忙しい日々が 涙を作った
一緒に居ても何故かうわの空で 心はすれ違うね
いつも言い訳を用意して 受話器を上げたり下げたりの休日
君の声を聞けば辛くなるよ 会えないから…
帰りたい…君が居るあの街へ 最終の列車飛び乗って
話したい事が山ほどあるんだ 大好きな声を忘れたくないよ
君と僕が笑ってる 無邪気な顔して写真立ての中
悲しい物語を紡ぐだけじゃいけないよな…
帰りたい…君と居たあの街へ 最終の列車飛び乗って
帰りたい…何もかもが眩しく 輝いていた僕らへ…帰ろう!
環状線 …ひどい渋滞中 …ストーミーウェザー…停滞中
カーラジオからのBGM「さすらおう…さすらおうぜ!」
帰りたい…君と居たあの街へ 輝いていた僕らへ
帰れない…今はまだあの街に 旅だった人生はいつも
今は遠く離ればなれで 君の声は聞こえないけど
いつかきっと迎えにいくよ…写真と同じ笑顔で
|